2012年12月24日月曜日

Transcribe #001

今度のライブでBesame Muchoをやりたいと思っている。手持ちの音源をいろいろ聞いて研究中。で,Manhattan Jazz Quintetの「Take the A Train」の中のテナーサックスをコピーした。研究する方がいればどうぞ。(細かい音使いは適当なので音源を聞きながらやって下さい)pdfがダメなので画像で。

Manhattan Jazz Quintet 「Take the A Train」
Tenor sax solo by Andy Snitzer

2012年10月24日水曜日

TUNE WB-4 Bird's Eye Maple


TUNE WB-4 Bird's eye

 新しいベースを買った。TUNEWB-4というフレットレス。

 実はTUNEのベース,今から20年ほど前にも持っていた。当時はエレベでウッドベースの音に近いものはないかと思っていろいろ試してみたが,結局落ち着いたのは本物のウッドベースだった。それで,TUNEのベースも手放した。

 でも,いくつかのフレットレスベースを使って来て,もっとも耳に残っていたのがTUNEWB4だった。当時の録音があって,その中でもWB4はいい音出してる。セミホローとピエゾの組み合わせはホローボディのそれとも違う独特な音がする。

 先日,ジャズのセッションのあった日,そこにいたベースの方がWB4を持っていた。思わず,懐かしくなってセッションの後に少し弾かせてもらったら,たまんなくなった。これは手に入れるしかないと思った。新品だと20万を超えるので女房,子どももいる身となった今では到底買えない。

 でも,それから数ヶ月,ようやく念願のWB(もちろん中古)を手に入れることができた。ボディトップだけ特注のようで,本来だとアッシュかウォルナットの表面なのだが,これはバーズアイメイプル仕様になっているのだ。音も良いけど見た目もいい。バーズアイも思いっきりたくさん出ていて,しかもちょっと離れてみると,全体に虎目が入っているようにも見える。木目の良い楽器だ。

 さて,このWB,見た目はとてもいいのだけれど相当使い込まれていたようである。指板ががめちゃくちゃ減っていた。手に入れたときも弦はラウンドワウンドだったので,元オーナーはずっとラウンドワウンドを使っていたのだろう。1弦は1フレットから15フレット付近まで,2弦は10フレットぐらいまで,3・4弦はそうでもないが,それでも5フレット辺りまではずいぶん減っているし,ラウンドワウンドの細かい跡は12フレット付近までついている。特に,1,2弦の1フレットと3フレットあたりは指板が弦の形に長さ1〜2cm深さ1ミリほどの溝ができている。手元に来たときの弦高はかなり高めで何とかびびらなかったけど,これって弦高下げるとびびって弾けないからなのだろう。弦高を下げるとびびるというより弦が指板にべたっとくっついて音が出なくなるくらい溝になってほげていた。これは指板を削るしかない。

 手製の厚紙ゲージで指板のRをしらべるとRは240だった。早速Guitar Worksで指板削り用の当て木240を購入。ネックを外し,外に出てバイク小屋で作業を行った。あ,直線定規はホームセンターに行ってアルミの角材のようなものを買ってきて代用した。ずいぶん時間がかかるかと思ったが,思った以上に指板は簡単に削ることができ,逆に削りすぎないよう注意が必要だった。1時間もしないうちに削り作業完了。指板とネックの汚れをきれいに落とし,ボディにつけて完了。素人調整にしてはまずまずのできだ。溝は全てなくなり(指板全体を1ミリずつ削ったことになる)弦高を下げてもびびらずつまらずに音が出るようになった。いや,良いベースをてにいれたな。
 

2012年8月26日日曜日

Cinnamon最高

 先日つけたCinnamon。説明書にはパッシブ時にもトレブルのトーンコントロールが効くとあったが,効かなかった多分配線ミスだ。こういうことは早めにやっておこうと,今日,裏蓋をあけ取説を見ながら配線を確認。すると,パッシブ時には全てのトーンをキャンセルする配線になっていた。配線ミスではなく,パッシブ時にEQコントロール全てをキャンセルする配線と,パッシブ時にもトレブルをトーンコントロールとして使える配線と2種類あった。  作業は簡単で配線1本を別の場所に付け替えて完了。裏蓋を閉じ音をチェックすると…すばらしい!  アクティブをキャンセルしてもトーンが効く。いわゆる通常のパッシブベースのトーンと同じように音色をコントロールできる。普通のプリアンプを入れてもスイッチでパッシブに切り替えられるようにはできるが,通常はパッシブ時にはすべてのEQはキャンセルされる。  このCinnamon,アクティブキャンセル時にも通常のパッシブベースと同じ使い方が出来るというのがすごくいい。通常はアクティブで使い(この時もだいたいトレブルは絞り気味),4ビートのウォーキングになれば「カチッ」とパッシブ状態にして「くるり」とバランサーつまみを回しフロントピックアップで弾くとトーンを絞った甘い音色で演奏できる。  Cinnamon最高。アクティブ時のトレブル,ミドル,ベースもとても使いやすい。値段はBartoliniよりも高めだが,他のプリアンプよりは安い。実売16000円ぐらい。ESPというとロック!と言う感じがして,プリアンプ選択の眼中にさえなかったが,いろいろなメーカーのプリアンプを見ていると,EQのポイントが大抵ベースが低め,トレブルは高めが多い。これってブーストさせるとドンシャリになりますってことではないのか。スラップをしない私どもは使いにくいわけだ。ロックでピック弾きの方々もドンシャリよりはゴリゴリだろうから,そのへん求めているところが案外同じだったのかもしれないなあ。しかし,Cinnamon最高。ありがとうESP。

2012年8月20日月曜日

Cinnamon

 私のエレベはKen Smith Burner なわけだが,経年の衰えだと思われるが,元々のプリアンプの具合が良くなかった。それで,BartoliniのNTMBに変えた。しかし,どうも使っていくうちに不満が出てきた。NTMBはトーンコントロールが

Bass - 30 HZ (+/-14db)
Mid - 250, 800 Hz (+/-10db)プッシュ,プルで可変
Treble - 10 KHz (+/-16db) 


となっている。これはベースが5弦などに対応させるためなのか周波数が低すぎて4弦だと今1つ効果が薄い。また,ミドルの周波数も本当はこの中間500〜600をいじりたい。また,トレブルも高すぎる。

でも,パッシブ状態でアンプによる音作りで気に入ったセッティングを見つけたので,まあいいか,と思って使っていた。ところが,先日,野外でライブを行った際,返しから聞こえる中高音だけのパキパキ音を聞いて,ああ,そうか,と気づいた。当たり前だが,いつもは小規模ライブハウスでアンプからの生音中心で演奏していたので気づかなかった。手元のべーアンで音を作ったところで,PAの卓にはもろパッシブ状態の音しかいかないのだから、自分好みの音で演奏できないって事だ。

とにかく,このままではいかん,何か良いプリアンプはないか物色した。先のパッシブ状態でアンプによる音作りをした際,自分のお気に入りはBassが100Hzぐらい,Midは500ぐらい,トレブルは5Kぐらいと言うのが分かった。そこでその辺りのセッティングのプリアンプを探したわけだ。しかし,けっこうないもので,どのプリアンプも結局はドンシャリ傾向のものばかりの気がした。そんな中,見つけた。希望そのもののプリアンプがあった。

それはESPのCinnamon(シナモン)だった。ESPというとハードロックというイメージが強く,そんなところのプリで大丈夫かと思った。製品のレビュー等もネット上でほとんどない。値段はサウンドハウスで15500円。BartoliniのNTMBよりも高い。悩んでいるある日,オークションをのぞいてみると,出てた!半額とまではいかないが程度の良さそうなものでワイヤリングまでしてある。手間がかからないものも良い。たぶん市場にはほとんど出ていないCinnamonだからオークションで出るのもごくわずかであろう。即,入札。そのまま落札。(人気ないのでしょうか?)

それが到着した。早速,取り付けだ。しかし,1つ意を決しなくてはならないことがあるのだ。ポットが5つなので,本体にもう1カ所穴を開けなくてはならない。これも不可逆の改造となる。が,迷わず実行。こんな感じになった。

ESP Cinnamon in the KenSmith Burner

すごくいい!アンプに頼っていた音作りが手元で再現できる。ベースもミドルもここというポイントである。特に良いと思ったのがトレブルだ。説明によると,トレブルの+はアクティブでブーストされるが,トレブルのカットはパッシブになっているらしい。これがとてもいい。これはプリアンプカットにしてもトーンは効くらしいのだが,配線ミスかパッシブ時にはトーンは効かない。

しかし,これはすごく扱いやすいプリアンプで私の楽器にベストマッチでした。

2012年6月6日水曜日

モチベーション

ベースギターデュオのライブを2回やって,第一期BGDは相方の上京により解散となった。第2期の相方に声をかけたが,その後具体的な連絡も取っておらず,ライブの日時も未定のまま。仕事が忙しい時期だったこともあり,BGDの構想に頭を使う暇がなかなかない。日々の練習時間も減少の最近,自分自身のモチベーションが下がっていることを自覚している。BGD以外のライブは週1〜2回あるが,自分のバンドではないこともあり,改めて自分で企画運営することの大切さを実感している。学生時代のずっと音楽に浸っていられる環境とちがい,それぞれに年を取り家族を持ち仕事のありの中で,理想とする自分を描いても日々の生活の様々なことによって,それが霞のように薄らいでゆくはかなさ。
 6月は少し時間に余裕ができる時期である。7月に入るとまた,しばらく仕事が忙しくなる。6月のうちに第2期BGDの今後の活動を計画し,第2期の相方と打ち合わせや練習を持ちたいものだ。

2012年5月3日木曜日

スーパーライトゲージ

愛器Ken Smith Burner。いい音が出るよう,弾きやすいよう常々調整をしている。しかし,先日ネックがやや順ぞりぎみになって来たのでトラスロッドで調整をした。弦を緩め,レンチで90度ほど回した。毎回,調整は90度単位を基本に細かに行っていたが,今回同様に90度ほど回した時に何かコツッと手応えを感じた。ああ,と思った。多分,トラスロッドの限界だ。手に入れて以来元々順ぞり気味なネックを少しずつ調整して来たが,閉める方向にばかり回して来た。多分限界だ。この状態で弦を張るとほんの少し順ぞりのベストな状態である。しかし,これ以上順ぞりになればもう対応は出来ない。

 ネットでいろいろ調べたが,限界が来たネックは基本的にどうしようもないようである。リペアに頼めばネックをアイロンがけして(普通のアイロンではなく特別なアイロンだろうか。)熱を加えて木のそりを直す方法もあるようだが,これも一時的な回復にしかならないようだ。これは困った事になった。

 そこで考えたのが弦のゲージを変える方法だ。今張っている弦のゲージはミディアムゲージ。これをスーパーライトに変えればかなりテンションも下がるのではないかと考えた。もちろん根本的なネックの回復にはならないが現状維持か少しの回復は望める。

 で,買ったのがこれ。Elixirのスーパーライトゲージ 040-095でかなり細い。

 弾き心地は随分ソフトな印象。ネックも少し元に戻った感がある。このまま弦を張り替え一昼夜置いてみた。すると,はっきりとネックが元に戻ったのが分かる。弦高は低めのセッティングをしていたせいもあるが,現在は明らかにびびりが出るほど弦高が下がっている。これでしばらく様子を見る事にしよう。

 この楽器はデタッチャブルネックだからいざとなればネックだけをどうにかすれば本体は使い続ける事もできるだろう,と楽観的に考えている。

2012年4月3日火曜日

良い楽器、良いアンプ、良いキャビネット

よく、良い楽器を持つと上手くなる、と聞く。良い音を奏でる楽器を弾くのは気持ちがいいからたくさん練習するようになり、結果上手くなると言うのだ。 エレベ、いや電気楽器全般に言えるが、この場合良い楽器と同時に良いアンプも必要である。俺のエレベはフレットレスもフレット付きもケンスミス。フレットレスは頑張って買った本家のケンスミス、フレット付きは何度か紹介した例のバーナーシリーズのもの。悪くはないが、気に入らないところもあって改造したのは前回までに書いたとおり。これで楽器は素晴らしく良くなった。アンプはキャビネットがEpifani、ヘッドアンプはT.C ElectronicisのRH450である。現在のこのシステムと楽器との相性がすごくいい。先日のサーキット入れ替えから、毎日楽器を弾くのが楽しくてしょうがない。倍音が多いのだろうか、ブリブリした中域とブンとくる低音、透き通ったような高域でブイブイ言わせることができる。 しかしながら、人間欲はきりがないものである。現在のキャビネットは10インチ2発なのだが、包み込むような低域が欲しい。昔使っていたBAG ENDの15インチの音が忘れられない。やっぱり15インチが欲しい。そこで、最近オークションで手に入れたのがAcoustic社のベースキャビネット用の15インチのスピーカーである。2つで6000円。1つで良かったが2つセットで売りに出されていた。こいつを使ってキャビネットを自作しようと思っている。素晴らしいもの、は無理だろうが、おっ、なかなか、ぐらいのものは作れるのではないか。自作のオーディオスピーカーを作る人は多いので、そう言うところを参考にやってみるつもりだ。