ネットでいろいろ調べたが,限界が来たネックは基本的にどうしようもないようである。リペアに頼めばネックをアイロンがけして(普通のアイロンではなく特別なアイロンだろうか。)熱を加えて木のそりを直す方法もあるようだが,これも一時的な回復にしかならないようだ。これは困った事になった。
そこで考えたのが弦のゲージを変える方法だ。今張っている弦のゲージはミディアムゲージ。これをスーパーライトに変えればかなりテンションも下がるのではないかと考えた。もちろん根本的なネックの回復にはならないが現状維持か少しの回復は望める。
で,買ったのがこれ。Elixirのスーパーライトゲージ 040-095でかなり細い。
弾き心地は随分ソフトな印象。ネックも少し元に戻った感がある。このまま弦を張り替え一昼夜置いてみた。すると,はっきりとネックが元に戻ったのが分かる。弦高は低めのセッティングをしていたせいもあるが,現在は明らかにびびりが出るほど弦高が下がっている。これでしばらく様子を見る事にしよう。
この楽器はデタッチャブルネックだからいざとなればネックだけをどうにかすれば本体は使い続ける事もできるだろう,と楽観的に考えている。
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