Mid - 250, 800 Hz (+/-10db)プッシュ,プルで可変
Treble - 10 KHz (+/-16db)
となっている。これはベースが5弦などに対応させるためなのか周波数が低すぎて4弦だと今1つ効果が薄い。また,ミドルの周波数も本当はこの中間500〜600をいじりたい。また,トレブルも高すぎる。
でも,パッシブ状態でアンプによる音作りで気に入ったセッティングを見つけたので,まあいいか,と思って使っていた。ところが,先日,野外でライブを行った際,返しから聞こえる中高音だけのパキパキ音を聞いて,ああ,そうか,と気づいた。当たり前だが,いつもは小規模ライブハウスでアンプからの生音中心で演奏していたので気づかなかった。手元のべーアンで音を作ったところで,PAの卓にはもろパッシブ状態の音しかいかないのだから、自分好みの音で演奏できないって事だ。
とにかく,このままではいかん,何か良いプリアンプはないか物色した。先のパッシブ状態でアンプによる音作りをした際,自分のお気に入りはBassが100Hzぐらい,Midは500ぐらい,トレブルは5Kぐらいと言うのが分かった。そこでその辺りのセッティングのプリアンプを探したわけだ。しかし,けっこうないもので,どのプリアンプも結局はドンシャリ傾向のものばかりの気がした。そんな中,見つけた。希望そのもののプリアンプがあった。
それはESPのCinnamon(シナモン)だった。ESPというとハードロックというイメージが強く,そんなところのプリで大丈夫かと思った。製品のレビュー等もネット上でほとんどない。値段はサウンドハウスで15500円。BartoliniのNTMBよりも高い。悩んでいるある日,オークションをのぞいてみると,出てた!半額とまではいかないが程度の良さそうなものでワイヤリングまでしてある。手間がかからないものも良い。たぶん市場にはほとんど出ていないCinnamonだからオークションで出るのもごくわずかであろう。即,入札。そのまま落札。(人気ないのでしょうか?)
それが到着した。早速,取り付けだ。しかし,1つ意を決しなくてはならないことがあるのだ。ポットが5つなので,本体にもう1カ所穴を開けなくてはならない。これも不可逆の改造となる。が,迷わず実行。こんな感じになった。
ESP Cinnamon in the KenSmith Burner |
すごくいい!アンプに頼っていた音作りが手元で再現できる。ベースもミドルもここというポイントである。特に良いと思ったのがトレブルだ。説明によると,トレブルの+はアクティブでブーストされるが,トレブルのカットはパッシブになっているらしい。これがとてもいい。これはプリアンプカットにしてもトーンは効くらしいのだが,配線ミスかパッシブ時にはトーンは効かない。
しかし,これはすごく扱いやすいプリアンプで私の楽器にベストマッチでした。
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